98キロの私が1年で40キロやせた 16時間断食
著者 : 青木厚 小堀智未
アスコム (2022年6月17日発売)
コロナ禍でウーバーイーツにハマり、約100キロまで太り、危機感を抱いた著者。
16時間断食にて40キロのダイエットに成功した体験を綴った本。
現在、私は減量中である。
炭水化物を抑えた食事に切り替えたのは数ヶ月前なのだが、一向に痩せない。
増加はしていないのがせめてもの救いであるが、一定体重をキープし続けている。
減らしたい。だが、減らない。この状況を打破すべく、以前、行きつけの本屋さんに
平積みされていた本著を思い出し、16時間断食なるものにチャレンジすべく、
購入に至った次第である。
16時間以外は何を食べてもいい。
空腹の時間以外好きな物を食べていいのです。
今までと同じような食事をどうぞ楽しんでください。心がけるべき事は本当に16時間連続して何も食べない時間を作る。これだけです。これ以外の制限やルールはありません。
ルールが至極シンプルだ。
食べ物の種類の制限をかけることによるストレスががないというのは大きなメリットと考えられる。これなら続けられそうな気がしてくる。とは言いつつも本当に制限なしでいいのかという不安感、いや、背徳感に近いものがある。
糖質カットが染み付いてしまっているので、引き続き糖質は抑えるようにしたいと思う。
糖質は制限した方が、たまにガッツリ食べるとこの上なく至福を感じる。
惰性で糖質を貪るよりも、たまに食べて幸せを感じる方が、今はいいと思っている。
16時間断食でオートファジーが活発になる。
さらに空腹の状態が続くとオートファジーが機能し始めます。実はこのオートファジーこそ16時間断食の最大のメリットと言えるものです。
このダイエットの肝がこのオートファジー機能だそうだ。
細胞が自分自身を食べて新しく生まれ変わる仕組みとのことらしい。
この機能は体に本来備わる仕組みであるが、16時間断食によってその働きが数倍に発生する。その結果タルマずに皮膚のたるみがなく痩せることができるらしい。
一日の同じものを食べたとしても、食べるタイミングでこのオートファジー機能が発動するしないかが決まり、その後の体重に影響が出るというのはとても面白い。
今のところ、16時間断食は4日続いている。三日坊主は脱した。
食事が実質一日二回になっているが、前よりも食べ物が美味しく感じられる。
今日は何を食べようか。
以上、ケンゴンでした。