太ります。
こんにちは、ケンゴンです。
お酒は一生楽しみたいので、それ故に時には距離をおいて、コントロールすることが大事。
戒めのように、お酒に関する書籍を定期的に読んでいます。
過去、お酒に関する本で印象的だったのは、吾妻ひでおさん著の「失踪日記2 アル中病棟」。絵柄はコミカルな反面、内容としてはかなりエグい。依存症の怖さを知ることができます。
お酒に関する書籍ではないのですが、お酒に関して印象的だった映画として、「ペイ・フォワード」。主人公の両親がアル中。主人公のお母さんがガレージに隠した酒瓶を取り出して、我慢出来ずに昼間からガブ飲みするシーンがあるのですが、衝撃的でした。
今回読んだ本は、葉石かおりさん著の『名医が教える飲酒の科学』。
現在、減量中であり、酒とダイエットに関する内容について焦点をあてた次第です。
■酒はエンプティー説は間違い。
「お酒はエンプティーカロリーではありません。当然、太ります。お酒に含まれるエタノールはれっきとしたエネルギー源です。お酒を飲ときはおにぎりを食べるのと同じ感覚で、太ると思って飲んだほうが賢明です。」
おにぎりを食べるのと同じ感覚で・・・・!?
お酒はエンプティーカロリーだから太らないという説を聞いたことがあります。酒に含まれるアルコールのカロリーは大部分は代謝で消費されるので、同じカロリーを脂質や糖質でとったときよりも、体重増加作用が少ないのではないか、という説です。
しかし、この説は誤りで、糖質の有無に関係なく、酒と名前が付くものは太るとのこと。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は糖質ゼロなので太らないものと思っていましたが、アルコールに含まれるカロリーでしっかりと太るとのことです。
また、人工甘味料で味をつけたお酒にも要注意。糖質ゼロの缶酎ハイにもたっぷりと含まれています。人工甘味料にも色々と種類があるが、ものによっては飲んだ時にインスリンの分泌が促進され、結果として血糖値が下がり、空腹感を覚えて何か余計に食べたりすることにつながってしまうリスクがあります。
缶酎ハイを飲むと、大概、食欲が爆発します。タガが外れてしまい延々と冷蔵庫からつまみとなるようなものを引っ張り出して食べ続けてしまいます。故に缶酎ハイは避けていたのですが、人工甘味料のせいだったということですね。
■ダイエットのために常備したい5つのつまみ
本書では「野菜のシャワー」をお勧めしています。
野菜のシャワーの基本は、1食あたり「両手のひら1杯分以上」の野菜をとること。
ダイエットに向いたつまみとして下記5つを推奨しています。
①生キャベツ よく噛むことで満腹中枢が刺激される。
②酢の物 酢酸が脂質の燃焼を促進する
③きのこ料理 食物繊維が豊富で満足感が長く続く
④枝豆 ビタミンB1、食物繊維、タンパク質が豊富
⑤甘栗
意外なのは「甘栗」。甘栗は脂質が少なめで糖質を燃やすためのビタミンB郡、食物繊維が豊富。コンビニで売られている甘栗は35g入の一袋で65kcalと低カロリー。味もお酒にも案外合う、とのことです。
アル中のリスク、肥満のリスクと、デメリットを踏まえても、お酒が好きです。
酔うために飲むのではなく、楽しむ為に飲みたいです。
時には距離をおいてコントロール。距離感超大事。人ともね。
以上、ケンゴンでした。
それではヒュッゲな一日を。